夢子の禁酒禁煙ブログ

禁酒禁煙に取り組むブログ。「はっ!私、悪い夢を見ていたんだ。」と気付きました。お酒もタバコもやめたら、人生すっきりしました。そして、日常の他愛ないことの記録。

【禁煙したい!】作品の中のタバコやお酒がかっこいい、と思ってしまったときに考えたこと

こんにちは!夢子です。
私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます!今日は【タバコと私】はちょっとお休みして、タバコとお酒について考えていきたいと思います。

懐かしい本との再会

先日、「世界一難しい恋」という大野くんと波瑠さんのドラマの録画を見ていたら、
 
その中で江國香織さんの「神様のボート」という小説が出てきました。
 
わ、わ、わ!なんと懐かしい!
 
私が大好きな小説ではないか!
 
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「この本、私も持ってる〜!」思わずテンションが上がりました。
これ、私物です↑↑しばらく本棚に入ったままだったんです。
 
 
「”神様のボートに乗ってしまったから。”・・・ってやつなの!!!」
隣にいる主人に、意味不明な報告。鼻息が荒いぜ。
 
本棚から取り出して得意げに見せると、
「ぼろぼろだね」との反応。
 確かに↑↑(笑)
 
それでまた、ちょっと調子に乗る私。
 
「学生の頃からの愛読書で、読みすぎて、持ち歩きすぎて、擦り切れて、だからボロボロになったの!!!」
そう、この、「ボロボロ」は、私の本への溢れんばかりの愛であります〜。
 
2年前くらいに、本を二百冊以上、断捨離で手放した私が、それでも手元に残しておいた本なんですから・・・!
 
と、まぁ、私は嬉しくて仕方なかったわけですが、ここでちょっと考えたわけです。
 
 
 

小説、映画に出てくるタバコやお酒はおいしそうに見える

 
想像力を働かせて読むからか、
作品中の食べ物や飲み物ってやたら美味しそうに思えませんか?
 
これは、タバコやお酒ではなく食べ物ですが、
例えば、
ジブリ作品の、とりわけ「天空の城のラピュタ」でパズーが作ってくれた目玉焼きがのったパンとか、ドーラ一家の飛行船の中で、シータが作ってくれた、あのスープとか…。

 

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 「おいしそうだなぁ」という想像は、時に実際の美味しさを超えることがあります。

 
それと同じで、「作中のタバコやお酒は、きっと、おいしい味がするんだろうなぁ」と思って、そのタイミングで手を伸ばしてしまう。
 
ただ、お酒に関しては、昼間っからは飲めないから「本を手に取ったら、ワインをチビチビ舐めないと!」という焦燥には駆られませんでした。
でも、休日にはお酒も欲しくなってしまっていました。特に、深夜の読書にはお酒は不可欠でした。
 
 

でも、ちょっとした違和感を感じる

けれど、「お酒、お酒♪」「タバコ、タバコ♪」
とルンルン気分でお酒やタバコを摂取したとき、
求めていた味とは少し違っていたことってありませんでしたか???
その味に、ちょっと違和感を感じたことってなかったでしょうか?
 
そういうときというのは、
想像していた味、タバコや酒への期待値は「とっても、おいしいんだろうな〜!」というように、かなり高い期待値です。
けれど、
実際のお酒もタバコもその期待値を下回るときってありませんか???
 
タバコやお酒をおいしいと感じるのは、しばらくの間、タバコやお酒を摂取していなかったからです。
それは、味覚で美味しいと感じているのではないということ。

それともうひとつ。
「タバコ吸った時、お酒を飲んだ時に、ほっと一息つく=本来の自分に戻れる」と思ってしまうことは、お酒やタバコの罠です。
これは、ニセモノの安心感をあなたに与えているだけ。
気をつけて!それ、タバコやお酒に騙されてますよ!!!
それに、安心感は、おいしさではありません。
 
 

お酒やタバコのおいしさって??

お酒もタバコも、もともと毒ですからね。
人生最初のタバコもお酒も、
「大人がおいしいって言ってるのって、本当にこのこと????」
という、変な味ではなかったでしょうか??
 
慣れなければおいしくない。
自分の体を、毒に一度侵されなければおいしくないというのは、真のおいしさではないのでは?
というのも、タバコにもお酒にも、禁断症状が出てからそれを癒すと、おいしいと感じるためという、特性があるからです。
タバコもお酒も、薬物だからそんな特性があるんです。
(なにも、手が震え始める、とかいうことだけが禁断症状ではないと思います。飲まないと、吸わないと、ソワソワするというのも症状だと思います。)
 
でも、練習しておいしくなるっていうのは、
大人になったから味がわかるっていうことなのでは?
大人になってから、おいしいと感じるもの…???
それって、、イカの塩辛とか???
でも、イカの塩辛には依存しませんよね。
 
 
 

タバコがなければ大好きな本が読めないとさえ思っていた私

 
久しぶりに「神様のボート」を手に取って、パラパラめくってみました。
それで、またタバコやお酒に関することを思い出してたんですが、
私は昔、読書には必ず、タバコが必要だと思っていました。
 
 
なぜって、私が好きな本の、作中の人物たちは、どうしてか一様にタバコを吸うからね・・・・。
そして、なぜか、お酒もかっこよく登場するんですよ。
こりゃ、一緒に飲んで、一緒に吸うしかないじゃないですか!!!
 
私の大好きな、作家さん。
 
太宰治さんも、江國香織さんも、山田詠美さんも。
 横山秀夫さんも、東野圭吾さんも、村上龍さんも、村上春樹さんも。
ほかにも大好きな作家さんはたくさんいるんですが、
 それが!皆さん!ことごとく!
 「タバコ演出」、「お酒演出」が多いんですよ~。
 
前述の、江國香織さんの「神様のボート」も、タバコ、お酒がかっこいいと思ってしまう場面がたくさんある。
主人公の葉子さんは、「タバコは栄養源なのよ」と言い切ってしまうくらいの、スモーカーの設定です。
 
お酒も、かっこいいのがたくさん出てくる。
 冒頭に出てくるのはシシリアンキスというカクテルだったり、ジントニックを舐めるように飲んだり。
 

同じく江國さんの「きらきらひかる」でも、ウイスキーを飲みながらイタリア語の翻訳の仕事をしたり、はたまたウイスキーを飲みながらお風呂に入ったり。この笑子さんという主人公は、アル中の設定なんです。
 
ほかの作品だったかな?
”煙草は、一日五本と決めている”なんて、主人公の場面もあったな。
 
あの当時は、とてもうらやましかった記憶があります。
 何がって、
「タバコが一日五本で済むなんて?!信じられない・・・・!」という、うらやましさですよ。(笑)
でも、タバコをやめた今ではまったくそんなこと感じません。
 
 
山田詠美さんの小説の中では、
 「タバコは、心にはとってもいいのよ」
 と友人にフーッと煙を吹きかけるいう場面があって、
 
「そうそう、本当に!親はタバコはダメだというけれど、山田詠美さんは、こう言っているじゃないか!」
 と私は勝手に憤慨したりしていました。
 
 
 
この、作中に必要なアイテムとして描かれているタバコに、
 
若かりし頃の私は、とてつもなく、強烈に、惹かれてしまっていた。
感化されやすい症候群だった私。
 
若い時って、そうゆうこと、ありません?(ん?ないのかな?)
 
 
 
 

お酒とタバコと読書の結果、残念なことが起こる

 

残念なことって?

私は休日になると、お酒を飲みながらタバコを吸って、夜遅くまで読書にふけっていました。

 
それが私の趣味であり、ストレス発散、と当時は思っていたからです。
 
けれど、残念なことに、
 
そのときに自分自身のいろいろなものを、
 
ほんとうに多くのもの、
~〜自尊心、健康、自信、勇気、思考力、集中力、やる気、生きていく力~〜 
を犠牲にして、
「タバコやお酒なしでは、人生が楽しめない自分」を着々と形成していってしまっていました。
 
そのときは、まっったく気づいてなかったけれど。
 
でも、タバコもお酒もやめたあと、しばらく経つと、
「あぁ、お酒とタバコね。あれは悪い夢だった。」
と、ちゃんと思えます。
 
お酒を飲みながらタバコを吸って、夜遅くまで読書にふける・・・・と言いましたね。
 
それが、ストレス発散、趣味である、と。
 
翌日になると、また、とても残念なことが起こります。
まず、喉の調子が悪くて、イガイガします。また、頭痛と二日酔いで、昼まで起きられません。
 
タバコとお酒をセットで摂取すると、体にかかるダメージが倍増します。
 
現在は、お酒もタバコも摂取していない体ですが、クリーンな体って、いいですよ!!!
 
 

さらに残念なことには…

また、さらに本当に残念なことが起こります。
 
本の内容、半分くらい記憶が薄いんです…!!!
 
面白いはずだったのに、頭に内容が残っていない…!!!
 
読んでいる間も、灰が床に落ちないか、火のついたタバコの置場はどうするか、なんてことに気を取られて、実際集中できていないんです。
 
タバコは集中力を上げてくれない。
 
お酒を飲んでいるから、酔っ払っていて脳ミソもしっかり機能してませんしね。
 
 

集中力、それは子どもの頃の特権?

集中している状態って、どんなものでしょう。
 
”我を忘れる”とか”時間を忘れる”とか、じゃないですか?
 人に話しかけられても、ちょっと上の空の、あの感じ。
 
私は小さい頃から、本を読みだすと周りの音が一切、消えました。
子供の頃の集中力って、すごかったな〜と思っていました。
好きなものへの好奇心とでもいうんでしょうかね。
スモーカー時代には、そんな集中力はなかったんです。
大人になったから、あの「純粋な好奇心に満ちた集中力」というものが失われてしまったんだろう、と思っていました。
 
あれは子供独自の才能なんだ、と。
 
けれど、違いました!!
 
大人も、集中力、あるんです!!!
 
 
 

大人にもあった、時を忘れる集中力

私は何ヵ月か前に、飛行機に乗る機会がありました。もちろん、ノンスモーカーのときに、です。
 
機内は禁煙ですし、私もタバコを何年もやめていましたから、リラックスして過ごせます。
 
タバコを吸う人は、搭乗の前に「これでもか!!!」と吸いだめしますよね。
 
何時間も吸えない状況になるんですからね。
 
あぁ、あの惨めな苦労をもう味わわなくて済むんだなと思うと、ほんとうにやめてよかったなと思います。
女の人がガツガツ、タバコを吸ってるのって、かっこよくないですしね。
 
 
私が、機内でなにをしていたか?
ずーーーっと本を読んでいました。
 
もう、離陸してから着陸するまで何時間もぶっ通しで。
 
「時間を忘れる」とは、まさにこのこと・・・!
 
そのときの本は、西加奈子さんの、「サラバ!」でした。
 
西さんの本は、「あおい」からのファンです、「ふくわらい」もよかった。
 「きいろいゾウ」は宮崎あおいちゃん主演の映画で観ました。
 
あ、話が逸れちゃった。本の話になると、周りが見えなくなってダメなんです。
 

あの飛行機の機内は、私にとって、何にも邪魔されない読書空間でした。
 
「タバコを吸わない方が、読書に身が入るな。」と改めて実感した時間でした。
 
 
 
このブログの記事を書くときもそうです。
 
主人に話しかけられても、時折、上の空の私。(主人、ゴメン。)
 
ものすごい集中力を発揮していると思います。
この集中力は、ノンスモーカーの学生のとき以来。
スモーカー時代には得られないものでした。
 
 
 

読書中にタバコを吸うと集中力はどうなる?

仮に、読書をして、合間にタバコを吸うとします。
 
読書の集中している状態、物語の海にざっばーんと飛び込んでいる最中に、横から、
 
「あ、夢子、タバコの場面が出てきたね。かっこいいよね?夢子もタバコを吸ったらいいんじゃない?」という、邪魔な声が聞こえるんです。
 
そしたらどうなるか?
 
”我を忘れる”ように取り組んでいた読書から、”我に返って”タバコを吸うんです。
 
 
 
いろんな状況下での読書経験を経て、わかったことがありました。
 
「夢子よ、読書の理解を深めたいのなら、タバコもお酒も読書には邪魔な存在だ。」
 
やっと、この思いに辿り着けたんです。
 

私は、読書とタバコ・お酒を切り離す作業に、おそらく人一倍苦心しました。
 
特にタバコは、「う・・・、タバコの場面が出てきたぞ。」なんて構えてしまってました。
 
大好きな本を読むたびに、ことごとくタバコのかっこいい場面にぶち当たりましたからね。
 
そのときは、頭できちんと「タバコは私に必要ない。」ということを理解しようと心を砕きましたね。
 
「これは、演出なんだ!」と思うように心がけたんです。
 
そう、演出なんですよ。
 
 

タバコやお酒は、ただの演出アイテム

作中にアイテムとして描かれているタバコに、
 
とてつもなく、強烈に、惹かれてしまっていた、感化されやすい症候群だった私。
 

やっと、タバコをやめてわかったんです。
 
小説は小説。事実ではない。
そして、小説は、現実ではない。
 

一番後ろに書いてありますよね。
「この作品はフィクションです」
 
全ては読み手、読者の分別にゆだねられているんです。
遅ればせながら、その意味をようやく理解したんです。
 
犯罪ものの小説を読んだからと言って、犯罪を犯しますか?
 
もし、「小説に影響を受けて、犯罪を犯しました。」なんていう犯人がいた場合。
 
小説に罪はないと思いませんか???
 
明らかに犯罪を助長するような場合を除いては、ですが。
犯罪を犯した読み手の、意識、受け取り方が悪いんです。
 
映画もまた然りです。「風立ちぬ」私の好きな映画のひとつです。
でも、子供向けの映画での喫煙シーンは、けっこう批判されてましたね。

 

風立ちぬ [DVD]

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 「タバコがたくさん出てくる場面があったから、おいしそうだなと思ってタバコを吸ってしまったよ。」なんて人のせいにする気持ち、実は昔はちょっとあったんです。

お酒でもそうです。
 
でもそれって、「いやいや、演出ですから。」ってことになるんです。
 
そう、小説は悪くない。映画も悪くない。
 
ノンスモーカーになった後は、小説にタバコを吸う場面がいくら散りばめられていようが、そわそわ・ムズムズすることもなくなりました。
 
「サラバ!」はどうだったかな?
 えーと、下巻にはタバコを吸うシーンがあったっけ?お酒を飲むシーンは、上下巻ともに確かあったかな?
 
そんな程度です。タバコやお酒は、演出です。
自分が吸いたいと思ってしまうかな?というのも、どうでもよくなるんです。
ただ、昔の私、若かった私の心には、小説の中のタバコやお酒は、それはもう、とても格好よく映ったんですよ〜。
 
久しぶりに、「神様のボート」を開いてみたら、ドキッとしました。
年月と、タバコの煙とで赤茶けている文庫本。
そこに、スモーカー&ドリンカーだった、過去の自分がいるような気がして。
 
あの時の記憶が瞬時に蘇って。
 
タバコと、お酒と、本と、私。
あれはあれで、いい思い出です。
「タバコとお酒と本に癒されていた」と思っていた私。
その実は、「タバコとお酒と本は、私を癒してくれるはずだ…!」
という期待です。
 
本は、私の知識になりました。
でもタバコとお酒は、虚無感を生んだだけでした。
 
久しぶりに読み返そうと思って手に取った、「神様のボート」。
でも、タバコでヤニ臭くなった本は、ちょっとかわいそう。
 
せっかくの大好きな本だから、単行本で新調しようかな、なんて思った今日この頃でした。
 
ではでは~!
 
 
 

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